2021年06月19日

花一輪

芍薬.jpg

   ”立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花”
美しい人を形容することばで有名ですが、写真は立って見るのが美しい芍薬です。
もうそろそろ終わりの時期かな!?
自粛期間中に、お花を入れたり植物の植え替えなどで時間を過ごし、元気をいただいておりました〜
ホームセンターでも観葉植物のコーナーで、植え替え用の土を買いに行ったら、品薄だったり、
お花屋さんのお花もよく売れているようです。
そこにたった一輪のお花があるだけで、ちょっと気分が高揚したりしますね。

ところで、花一輪と言えば、千利休の朝顔の逸話を思い出します。
秀吉の家臣の間で、利休の庭に咲く朝顔が美しい・・・いう評判があった時。
ある朝、利休の朝茶に招かれた秀吉は、朝顔を楽しみに利休宅を訪れる。
庭先にもどこにも朝顔が見当たらない、秀吉は評判は本当なのか?っと思いつつ、茶室に案内された。
そしたら、床の間の花入れに、たった一輪の赤い朝顔が、見事に咲き誇っていた。
利休は、あえて床の間の花入れに一輪だけを残し、他の朝顔は全て刈り取っていたのでした。
ちょうど、30年位前に、三國連太郎さんが映画「利休と秀吉」の冒頭がこのシーンから始まり、
とても印象的でしたが。
利休の独特な美学に魅かれますが、そのもてなしを察する力も必要ですね。
あえて言わずに、相手に察していただく・・・
サービス業にも通じるところがありますが、先人の心得を大切にしたいものです。


















posted by コ・マダム at 13:46| 植物